中部圏の女子大学で「初」の理学療法士、作業療法士養成課程
医療機関に勤務する理学療法士の40%、作業療法士の60%が女性。女性の活躍が今後ますます期待される分野です。女子大学における養成課程の設置は全国で4番目、中部圏(東海・北陸)では名古屋女子大学が初めてです。産前産後や排尿トラブルなど女性特有の問題やスポーツに取り組む女性へのマネジメントについて深く学ぶことで、女性の健康を生涯にわたって支えることができる理学療法士・作業療法士を育てます。
名古屋女子大学にリハビリテーション専門職を
養成する新学部が誕生。
健康栄養学科(管理栄養士養成)、
看護学科(看護師養成)との連携により、
チーム医療の学びがさらに進化します。
「チーム医療」の能力を持った
医療従事者を育てます。
身体に障害のある方たちに対して、坐る、立ち上がる、歩くなどの基本的動作の回復や維持、および障害の悪化を予防するため、運動や物理療法を通じてサポートするリハビリテーション専門職です。高齢者の身体機能の維持・向上など、介護予防にも関わります。
身体または精神に障害のある方たちに対して、基本的動作能力や応用的動作能力、社会適応力の回復を図るため、手芸や工作などの作業を通じてアプローチを行うリハビリテーション専門職です。その人らしい日常生活を送るための幅広い支援を行います。
名古屋女子大学は「親切」を信条とし、男女平等の精神のもと、高い教養を身につけた女性職能人の育成を実践しています。
この精神は学園の創立から107年経った今も変わらず受け継がれており、女性の職能の可能性を追究し続けています。
医療を取り巻く環境が大きく変化する中、これからは高度な知識と技術に加え、広い観点から柔軟に「個の医療」を推進できるエキスパートの存在が必要になります。名古屋女子大学では作業療法士臨床実習を1000時間以上実施し、世界作業療法士連盟(WFOT)による作業療法士教育基準をクリアするカリキュラム編成。資質能力の高い理学療法士・作業療法士を育てます。
超高齢社会の進展にともない、健康に生活できる期間を延ばし、病気と共存しながら生活の質(QOL)の維持・向上を図る必要性がますます高まっています。リハビリテーションは医療・介護連携、生活支援、介護予防、認知症予防などの分野でも重要な役割を果たします。名古屋女子大学は、病気や要介護状態にならないよう生活機能の維持・向上をはかる「一次予防」や、生活機能低下の早期発見と重症化を防ぐ「二次予防」にも力を発揮できる理学療法士、作業療法士を育てます。
住み慣れた地域で安心・安全に暮らし続けることは多くの人々の願いです。理学療法士、作業療法士は様々なリハビリテーションを通してこうした地域づくりにも大きく貢献します。地元の行政機関とともに様々な地域貢献事業を行うことで地域とのつながりを大切にしてきた名古屋女子大学での学びで、知識や技術だけではなく、地域の方々の医療・介護・予防に貢献できる実践力を身につけることができます。
医療機関に勤務する理学療法士の40%、作業療法士の60%が女性。女性の活躍が今後ますます期待される分野です。女子大学における養成課程の設置は全国で4番目、中部圏(東海・北陸)では名古屋女子大学が初めてです。産前産後や排尿トラブルなど女性特有の問題やスポーツに取り組む女性へのマネジメントについて深く学ぶことで、女性の健康を生涯にわたって支えることができる理学療法士・作業療法士を育てます。
名古屋女子大学は「食と健康」の重要性を念頭に、超高齢社会における「地域包括ケアシステム」において活躍できる管理栄養士、看護師を養成する連携教育を進めてきました。ここに、医療科学部 理学療法学科・作業療法学科が加わることでチーム医療における多職種協働の実践力育成がより一層強化されます。
「医療」と「生活」、二つの視点で対象者やその家族に寄り添い、健康寿命の延伸のために活躍できる理学療法士・作業療法士を育てます。
名古屋女子大学は、大同病院をはじめクリニック、老人保健施設、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所などを運営し、地域における包括ケアネットワークの確立や健康延伸のための予防医療に積極的に取り組んでいる社会医療法人宏潤会と「相互協力に関する協定書」を交わしました。密接な連携や人材交流により高度な医療・医学教育を共有することで、地域の健康増進や福祉を支える優れた理学療法士、作業療法士を育てます。
名古屋女子大学は医療科学部 の関連施設を配置する新校舎が完成しました。リハビリテーションを学ぶうえで必要な設備が整った実習室をはじめ、他学部、他学科との教育・研究の連携をすすめ、学生同士の多面的な交流もはぐくむ最新の施設で、高度で科学的な知識を身につけた理学療法士、作業療法士を育てます。
理学療法、作業療法ともに臨床実習の多い学科ですが、名古屋女子大学医療科学部の実習施設は愛知、岐阜、三重を中心に100を数え、そのほとんどが大学から90分圏内に位置しています。また東海三県以外からの学生についても、それぞれの自宅から90分圏内のエリアで実習が行えるよう配慮します。